東大病院小児集中治療室 PICU

退院後の生活

退院日までに、医師と看護師から退院後の生活で気を付けて頂きたいことについて、お話させて頂きます。

以下に退院後の注意点が書いてありますので、お読みください。

1.気を付けていただきたい症状について

  • 活気がない、いつもより元気がない
  • 機嫌がとても悪い
  • ミルクの飲みが悪くなった、食欲がない
  • 下痢、嘔吐が頻回にある
  • 尿の量、回数が少なくなった、尿の色が濃くなった
  • 顔や手足がむくんでいる
  • 手足がずっと冷たい
  • 顔色が悪い、呼吸が苦しそう
  • 38度以上の熱が続いている
  • キズが赤く腫れている、キズから膿がでる

以上の症状がみられたらすぐに病院に連絡してください。

2.内服薬について

手術の内容や、術後の全身状態により作用の異なるお薬が処方されます。処方内容を服薬一覧表(退院前に薬剤師や看護師がお渡しします)でご確認ください。

今後外来通院を通じてお薬の量や種類が調整されます。その都度、種類・用量・方法を十分理解し、守ってください。

3.手術のキズについて

  • しっかりと泡立てた石鹸でやさしく洗ってください
  • こすらないようにしてください
  • キズが赤く腫れていないか、膿がでていないか見てください

4.食事・水分摂取制限について

退院後は、基本的に制限はありません。

疾患や手術後の状態によっては、水分摂取と尿量のバランスが悪いと、体に水がたまり、急激な体重の増加、顔や手足のむくみの原因となることがあります。水分制限が必要な場合は、担当医から説明があります。

5.運動制限について

手術後の状態にもよりますので、その都度医師とご相談ください。

小学校に入学すると「学校生活管理指導表」を提出することになります。この際、担当医から運動制限についての説明があります。

胸骨正中切開で手術が行われた場合、胸骨が治るのに約3ケ月かかります。その間は強く胸を押したり、強く手を引っ張ったりするのはやめましょう。また、鉄棒やドッジボールは手術後3ヶ月はやめましょう。

6.ワクチン接種について

外来にて、その都度医師とご相談ください。

目安として・・・

接種しても良いもの
・不活化ワクチン
3種混合【DPT】(ジフテリア、百日咳、破傷風)、インフルエンザ、B型肝炎など
3ヶ月以上過ぎてからの接種
・生ワクチン
麻疹、水疱瘡、風疹、BCG、ポリオ、おたふくなど

7.保育園、幼稚園、小学校への登校

通常手術後1ヶ月ほどで大丈夫ですが、手術後は抵抗力が落ちているので、保育園、幼稚園や小学校に行きはじめる時期については、医師に相談してください。

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